【LOOPAL生 宮永萌音さん】〜夏休みから始める!海外進学準備と英語学習 〜 #2
改めまして、宮永 萌音と申します!
前回までの記事では、私の紹介や海外大学を志した理由、中学時代についてお話ししましたが、今回の記事ではその続きとして高校時代や英語の勉強法、奨学金についてお話しします。
ぜひ最後までご覧ください♪
高校時代
高校は日本に帰国し、日本の高校で3年間過ごしましたが、学業の面は遅れている分のキャッチアップをするのに必死でした。
前回の記事で、数学と国語は中学校3年生の範囲まで勉強したとお話ししましたが、私の学校が中高一貫校ということもあり、高校1年生で帰った時点で高校2年生の範囲まで進んでいました。
そのため数学や化学と物理を勉強する時間が多かったです。
定期テストは2週間前からぼちぼち始めて勉強していましたが、高校2年生の冬、海外大学を意識し始めてからは、本気で取り組んでいました。
次に課外活動ですが、上の画像にあるように何個かやっていて、この中でも受験の際の評価に響いたと感じているのは、ユーチューブチャンネルを行っていたことです。
顔出しはしていませんでしたが、当時すごく好きだった英語のコンテンツに日本語の字幕をつけて動画をアップロードしていました。アップロードした動画はかなり再生されていて、一番再生されたもので40万回ぐらい再生されていました。この経験は実際に大学の方と面接している時も、「ちょっと詳しくどういうことなんですか?」と話が広がりよかったです。
あとは、国際系の学校行事というのが自分の経験の中で良かったなと思っていて、インターナショナルデーというイベントがあり、リーダーとしてイベントの企画を考えていました。今となると大学の面接の際に、インパクトのあるストーリーとして使えたなと思ってます。私はリーダーとして試行錯誤しながらやる気のない周りのメンバーのモチベーションを高めることを頑張りました。この経験はリーダーシップを学ぶいい機会になり、反省点はありますが、自分の成長や自分の経験を語るための材料として素晴らしいものになりました。
中高時代の過ごし方のアドバイス
次に海外大学を目指す方にアドバイスですが、これは私がもっとこうしておけばよかったなと思って後悔しているところだったり、自分がやってよかったなって思うところをまとめてみました。
まず、学業の面では評定を上げることはすごい大事だなと感じました。
海外大学へ行くとなると評定が大きな判断材料になるので、私の後悔ポイントとしては、高一の頃から妥協せずに本気で取り組んでおけばもっと評定が高かったのかなと思いました。
次に課外活動ですが、自分が気になるイベントにとりあえず参加してみるというのはすごく大切だなと思ってます。
自分が高校1年生の時は全くもって海外大学を意識していませんでした。そのため、とりあえずなんか面白そうだなと思ったイベントにすかさず参加していたら、それらは結果的に課外活動として使えたなということが多くあったので、もし今時間がある方は、積極的に行動してみるといいかなと思います。
そして今現在、課外活動に取り組んでいる方がいたら、ぜひ備忘録や何かしらの記録をつけることをオススメします!
エッセーを書くときに、自分の今までの経験や活動を振り返り、大変だったことや経験を通してどのように成長してきたかというのを書く場面がたくさんあるので、記録を通して活動してる時にどんな気持ちでどんな風に取り組んだのかを、生の声として書き残すととても役に立つと思います。
そして受賞歴ですが、エッセーに5つ書く欄がありましたが、私は全くもって受賞歴がなく、高校時代にしたことをかき集めてなんとか5つ出しました、、、何か1つでも大きな受賞歴があると課外活動の中で映えるかなと思います。
あと、おすすめはチームについて早く考え始めるっていうことです。
先ほど紹介した学業の面とか課外活動の面は、早めに進路を海外大学に行くっていうのを決定してればできたことかなという風に思うので、早め早めに考えると良いと思います。
受験方法について詳しく調べるというのは、もし海外大学に行くとすでに決めているのなら、受験で使うコモンアップを実際に覗いてみたり、受験のために必要なもの(提出書類のcssプロファイルなど)を知っておいて心の準備をしておくといいと思います。
英語のスコアメイクの仕方
5つ目に英語スコアメイクの方法です。
海外大学に行くとなると自分の英語力を証明するテストの結果を提出しないといけませんが、ほとんどの受験生が使うのがIELTS、TOEFL、Duolingoです。私が思う英語スコアメイクで一番最初にやるべきことは、自分と相性のいいテストを見つけることだと思います。
自分は、もともとアメリカ大学だしTOEFLかなというのでTOEFLを受けていましたが、途中でIELTSにチェンジしてからかなり成績が伸びました。
なので、私のおすすめはIELTSです。
ですが、皆さんも得意不得意があると思うので、実際に過去問を解いてどれが一番自分と合っているかを見つけるといいと思います。
上記の画像に書いていることが、実際にした勉強法なんですけど、IELTSをもし受験される方がいたら、IELTSの公式が出してる過去問を解いてみることが一番効率的でいいと思います。
リーディングとリスニングは過去問でかなり点数が伸び、ライティングとスピーキングに関しては、参考書やグラマリー、YouTubeを使って対策しました。ですが、個人的に指導してもらえる英語の先生のライティング添削や、ネイティブの先生との会話練習など周りの人のサポートを受ければ良かったなと今は後悔しているので、ライティングとスピーキングに関しては周りの人のサポートを得る方がいいと思います。
おすすめの英語勉強法
その他おすすめの英語上達法ですが、この3つが私は一番いいかなというふうに思っています。
まず、オンライン英会話ですが、私はオンライン英会話をイギリス滞在2年目あたりから始めて、一日2回授業を受けて11,025分の合計、英会話をしました。
これが英語のスピーキングを伸ばした一番の理由かな?と思っていて、友達に英語を勉強したいんだけどって聞かれたらいつもオンライン英会話がいいよっていう風に答えています。
次に、英語のコンテンツにはまるということですが、私が高校時代の章で話していたyoutubeがまさにそれで、本当になんか勉強してる意識がないまま英語の力を伸ばすことができるので、英語のコンテンツにはまるのが一番楽しく英語を勉強できる方法かなと思います。
実際、私の友達で日本で生まれ育った子がいますが、その子はある英語のコンテンツにはまり英検準1級に合格していたので、ぜひ自分が楽しいと思えるものを探していただけたらなと思います。
あとは外国人の友人を作るということです。私は留学先で友人を作ることができましたが、日本でも外国人の友人を作ることはできると思います。例えば学校にいる留学生と友達になったり、国際系のイベントに参加してたくさんの方と知り合うとか。実際に同年代の友人と英語を話す機会を持つのも、英語を上達させる方法としてすごく役に立つと思います。
奨学金について
そして最後は、奨学金についてです。
まず、奨学金にもタイプがあり、日本の財団からもらう奨学金と、アメリカの大学からもらう奨学金があります。その中でも私はアメリカの大学からもらう奨学金で進学する予定になっています。
振り返ってみて思うのは、大学ごとに奨学金の条件がかなり違うので、1つ1つ調べるしかないなと思います。
まず、その大学が奨学金を配ってる大学なのかとか、留学生にいくら配っているのかも大学によって違うため、気になる大学があったらホームページに行き、奨学金のページを読むというのが大事だと思います。
あと、私が調べるときに判断経由として良かったなと思うのは、生徒の家族平均世帯年収です。
それが大学を受ける時の判断基準の一つとしてすごく役に立ったなという風に思っています。
奨学金の交渉については、私は受かった大学の中の3つの大学に奨学金増額のメールを打って、結果的に3校とも多かれ少なかれ増額をしてくれました。
振り返ってみて思うのは、どの大学も「円安とか家計の状況がこうだからもうちょっと奨学金をください」とお願いすると、どの大学も丁寧に対応してくださって、交渉して損はないんじゃないかなと思います。
実際、レイクフォレストカレッジとの交渉の例ですが、私は合計3回面談をしまして、4月3日にまずキャンパスビジットに実際に行った時に直接試験官の方と面談をして、増額を交渉し、1回増額してもらいました。
日本に帰国後、もう1回増額のメールを送り、その時は試験官のトップの方とオンライン面接をして、もう1回増額をしてもらい、3回目の交渉は「もう限度額なので無理です。」というふうに言われましたが、お願いすると毎回丁寧に対応してくださったなという印象があります。
最後に
最後に、ここまで振り返ってみて、海外大学に出願してから合格して奨学金交渉がありましたが、本当に思うのは情報量がすごく少ないし、同じ進路をたどる仲間が周りに一人もいない環境だったので、自分で能動的に行動して情報収集していくことにすごく苦労しました。
あとは、今までは親や先生に聞けば、これはこうすればいいんだよと回答を教えてもらえることが多かったですが、海外大学進学の準備期間はみんな手探りの状況だったので、今まで受けてたサポートが受けられなかったことが大変でした。
ですが、それら全てを通して自分は成長できたなと思うので、やってよかったなと思っています。
そして、本当にたくさんの方々にサポートしていただいたので、本当に感謝しています。
私の経験談は以上になります。
今回の記事の内容が誰かの役に立てば幸いです。
イベントのお知らせ
9月21日に宮永さんのお父様がゲストとしてお話をしてくださる、【親子ではじめる海外大受験準備】〜アメリカ大学進学のための準備ガイド〜というイベントを開催いたします。
保護者の方を対象に、海外大学進学についてのオンラインイベントを企画しましたので、お子様のグローバルな進路について考える良いきっかけとしていただければと思います。