動詞Arriveの使い方

arrive” は、「ある場所や目的地に『到着する』」というコアの意味を持つ動詞です。この「到着する」という動作は、物理的な移動だけでなく、目標や状態に到達することにも使われます。つまり、何かに向かって進み、その終着点に到達するというイメージが”arrive“の根底にあります。具体的な場所だけでなく、抽象的なゴールや結果にも使われるため、広い意味で使える表現です。


目次


主な意味:物理的な場所や特定の地点に到着することを表します。

例文

  1. arrive: We arrived at the station on time.
    (私たちは時間通りに駅に到着しました。)
  2. reach: They reached the summit after hours of hiking.
    (彼らは何時間もの登山の末、頂上に到達しました。)
  3. enter: She entered the building quietly.
    (彼女は静かに建物に入った。)
  4. show up: He showed up late to the party.
    (彼はパーティーに遅れて到着しました。)

ニュアンスの違い

  1. arrive: 目的地に到達する一般的な表現。
  2. reach: 「到着する」に加えて、時間や努力がかかる到達を強調。
  3. enter: 物理的に中に入る動作に焦点を当てる。
  4. show up: カジュアルに「現れる」「到着する」という意味。

主な意味:何かを成し遂げたり、目標やゴールに到達することを表します。

コアからの派生:何かに到達するという基本的な意味は、努力や時間をかけて目標に達するという派生的な意味に広がります。目に見える場所への到達だけでなく、目標や結果の達成も同様に「到達」と考えられます。

例文

  1. arrive: She finally arrived at her career goal of becoming a lawyer.
    (彼女はついに弁護士になるというキャリアの目標に到達しました。)
  2. achieve: He achieved his dream of becoming a pilot.
    (彼はパイロットになるという夢を達成しました。)
  3. attain: The team attained success after years of hard work.
    (チームは何年もの努力の末に成功を収めました。)
  4. accomplish: They accomplished the mission successfully.
    (彼らはミッションを無事に達成しました。)

ニュアンスの違い

  1. arrive: 長期間の努力の末に、ある目標に到達する。
  2. achieve: 目標や夢を具体的に「達成する」という意味を強調。
  3. attain: 努力の結果、達成されたものに使われ、硬い印象。
  4. accomplish: ミッションや計画が「無事に完了する」ことを表す。

主な意味:物理的または時間的に目的地や目標に近づいていることを表します。

コアからの派生“reach” の「到達する」という概念から、何かが徐々に近づくという意味に派生します。物理的に近づくことも、最終的には「到達する」行動の一部と考えて覚えましょう。

例文

  1. arrive: The project is arriving at its final stage.
    (プロジェクトは最終段階に近づいています。)
  2. approach: The deadline is quickly approaching.
    (締め切りが急速に近づいています。)
  3. reach: They are about to reach the turning point.
    (彼らは曲がり角に差し掛かろうとしています。)

ニュアンスの違い

  1. arrive: ゴールに非常に近づいている状況を示す。
  2. approach: 締め切りや時間的なものが「迫っている」ことを強調。
  3. reach: もうすぐ到達しそうな地点にいることを指す。

主な意味:物や現象が突然現れる、または発生することを表します。

コアからの派生:「到達する」から「出現する」という意味が派生する理由は、何かが到達した結果、それが目に見える形で現れる、という概念に基づいています。

例文

  1. arrive: Spring has finally arrived after a long winter.
    (長い冬の後、ついに春がやってきた。)
  2. appear: A mysterious figure appeared in the fog.
    (霧の中に謎の人物が現れた。)
  3. show up: He always shows up when we least expect it.
    (彼はいつも予想外のタイミングで現れる。)

ニュアンスの違い

  1. arrive: 何かがついにやってきた、という文脈で使われる。
  2. appear: 突然何かが現れるイメージを持つ。
  3. show up: カジュアルに何かや誰かが現れるという意味。

arrive” はそのコアの意味である「到着する」を基に、さまざまな場面で使われます。物理的な場所への到着だけでなく、抽象的な目標への到達、または現象や人物の出現に関しても使用されます。

  • 到着する:物や人が特定の場所に到着すること。
  • 達成する:目標や結果に到達すること。
  • 近づく:物理的または時間的にゴールに接近すること。
  • 現れる:何かが突然出現すること。
  • 到着する:arrive, reach, enter, show up, 
  • 達成する:arrive, achieve, attain, accomplish
  • 近づく:arrive, approach, reach
  • 現れる:arrive, appear, show up

下記の文章の意味を確認しましょう!

  1. We arrived at the hotel late last night.
  2. She finally arrived at her dream job after many years of effort.
  3. A new idea suddenly arrived in her mind.
  1. 解答:「私たちは昨晩遅くにホテルに到着しました。」

    解説:この文では “arrive” が「到着する」という意味で使われています。これは「① 到着する」の用法に該当します。
  2. 解答:「彼女は長年の努力の末、ついに夢の仕事に到達しました。」

    解説:”arrive” はここでは「目標に達する」という意味で使われています。これは「② 成し遂げる・達成する」の用法に該当します。
  3. 解答:「新しいアイデアが彼女の頭に突然浮かびました。

    解説:この文では arrive が「出現する」という意味で使われています。これは「④ 出現・発生」の用法に該当します。

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