オランダ受験編 大学・プログラム選び

日本の大学を選ぶ感覚では「自分にピッタリの大学」は見つけられない

日本の大学を受験する時、多くの人は

・学力レベル(偏差値)

・学びたい分野

・国公立か私立か

等の点を考慮して大学を選ぶのではないでしょうか。

しかし、世界中から大学を選ぶとなると、このような視点だけでは絞りきれません。

大学・プログラムの選び方ガイド

今回は大学・プログラムの選び方についてお伝えします!

自分の興味ある学問が既に決まっていたら比較的選定しやすいですが、何も決まっていないとなると何から始めたら良いかわからないですよね…

目次


1. 初めに考えるべきポイント

2. 大学選びの手順

3. 志望校の決定

それでは具体的に大学選びのポイントを見ていきましょう。

自分にとってどのような点が重要なのか考え、リストを作成して大学調べを進めるのも良いですね。

・予算

留学費用や生活費を考慮し、予算内で進学できる大学を選びましょう。学費が年々上がっている大学があるため、余裕を持たせて計画する方が安心です。 国によってはインターナショナル生にも住居補助などを提供していることをがあります。そちらも気になる方は確認すると良いでしょう。 (ちなみにオランダはいくつかの条件をクリアした場合、家賃補助を受けることができます。)

地域や国の選択

留学したい地域や国を決めることで、留学生活や就職の視野を広げることができます。治安や物価、文化など自分に合う条件で絞っていきましょう。

・興味のある分野

自分が学びたい分野や専攻に基づいて大学やプログラムを選びましょう。国、大学によって有名なプログラムや学問があります。

留学費用やサポート体制、就職支援など、自分にとって重要なポイントを把握し、比較して大学を選びましょう。

▶海外留学情報サイト https://ryugaku.jasso.go.jp/index.html

▶留学情報館+  https://www.ryugaku-johokan.com/plus/

▶JSAF海外協定大学進学制度

情報収集

留学エージェントのサイト

留学エージェントのウェブサイトで国の特徴や学費の平均などの情報を調べましょう。

(海外大学への正規留学をサポートする会社がおすすめです。)

・その他留学情報を掲載するサイト

特定の国に特化して現地の情報や大学についてブログ形式で情報発信しているサイトや、留学生が情報をまとめたサイトが存在します。

・Twitter

留学経験者の声を聞くために、Twitter上の留学関連アカウントをフォローしましょう。

▶トビタテ!留学JAPAN https://tobitate-mext.jasso.go.jp/overseas

▶海外大学情報ナビ

比較と絞り込み

・studyportals

studyportalsのウェブサイトで大学やプログラムを比較しましょう。お気に入り機能を活用して気になる大学を保存しておくことも忘れずに!

全ての情報が掲載されているわけではないので、正しい情報は公式サイトから確認するようにしてください!

・公式ウェブサイト

気になる大学の公式ウェブサイトで詳細な情報を確認し、カリキュラムやサポート体制などを調べましょう。 在学生とサイト上でチャットができる大学を見かけるので、気になるプログラムを見つけた際、より詳しい情報を得たい際はそちらを利用するのも良いです。(営業時間を要チェック)

大学によって出願要件が異なるので、ざっとカリキュラムに目を通した後は他の項目を詳しく見る前に出願手順、出願条件を先に見ることをおすすめします。

情報収集と絞り込みの繰り返し

生活の様子を知る

・YouTubeの留学者のvlog

留学者が撮影した大学生活の様子や情報を提供するvlogを視聴して、実際の体験に基づく情報を得ることができます。

Instagram: #を利用して、海外で勉強しているユーザーを見つけるのもおすすめです!

・質問やコミュニティ参加

: 留学生や現地在住者とつながり、質問や疑問を解決しましょう。例えばフェイスブックでは在住日本人のグループを見つけることができます。

・在住者のブログ

家探しや到着後の手続きなどを詳しく知ることができます。

出願要件の確認

必要な出願書類や英語試験のスコア要件など、出願に必要な情報を確認しましょう。

・経済的な面

学費や奨学金の有無、生活費など経済的な要素を考慮し、総合的な費用を把握しましょう。

入学までに必要な手続きの確認

ビザ手続きや保険、学費の送金など入学準備についての情報も確認しておきましょう。

私が大学を選んだ基準として、

  1. カリキュラムの内容
  2. 費用
  3. 環境

の優先順位で絞りました。

カリキュラム内容の優先度が高いものの、世界中の大学のプログラム全てに目を通すことはできないので、まず費用の限度額を設定しました。

(国によって3年のところもあるので、学費が他より高くても結果そこまでかかっていないとういうケースもあるので、気になるコースがあれば必ずブックマークしていました。)

費用が絞られると国も限られるので、私の場合オランダ、ベルギー、マレーシアを中心に調べました。

ここからは地道ですが、気になる学問をひたすら大学の公式サイトで調べていきます。

他にはない魅力的な内容はあるか、スキルよりか学術よりか、マイナー、留学の機会はあるか、将来の進路として何が考えられるか、学生の声など、載っている情報は目に入ったものはしっかり読むようにしました。

受験校が5校くらいに絞れたところで、受験に必要な書類や手続き、期限をまとめて出願が簡単なものから進めていきます。

受験料をとる大学もあるため、そこも確認しながら進めました。

大学ランキングについては、国別で見ることが多かったです。

一つひとつ大学を調べるにもどれから見ていけばいいかわからなかったので、ランキング順に調べていきました。スムーズに調べるための順番決め用という感じです。

自分が面白そうと思ったプログラムで勉強したい思いが強かったので、ランキングは重要視しませんでした。

以上の手順を参考にしながら、自分に合った大学やプログラムを見つけてください。情報収集と比較を繰り返し、自分の留学目標や興味に合致する大学を選ぶことが大切です。

さまざまなところに情報が散らばっているので、自分用のまとめを作成しながら必要な情報を集めていくとよりスムーズに進みます。

Notionは特におすすめですよ!テンプレートがたくさん提供されているので、自分に合ったものを見つけられると思います。