【ハンガリー留学記 #2】Budapest Business University生 Meroさん
ハンガリーでのリアル留学生活が気になる方のために、LOOPAL卒業生であり、今現在 Budapest Business Universityに通っているMeroさんがハンガリーのリアルについて答えてくれました!
ハンガリー留学に興味がある方はぜひ参考にしてください!
※この記事はハンガリー留学記 #2です。
#1についてはこちらをご覧ください。
自己紹介
Meroさん
県立高校卒業後、体育系大学へ進学し、体育学を専攻。主にスポーツ社会学を学び、大学時代は体育会に所属。その後、専攻を変えることを決意し、ハンガリーにあるBudapest Business University という大学に進学し、ビジネスを専攻。
ブダペストについて
立地
ハンガリーはヨーロッパの東に位置に、様々な国に囲まれています。またEUの国の一つでもあります。なので、近隣のEU諸国へ旅行がしやすく、ブダペストには大きないくつか駅があるので本当に簡単に隣国にいけちゃいます。これはハンガリーならではだと感じます。
先日、私はスロバキアの友人の家に招待されたので、行ってきました。ちょうどクリスマスの時期だったので、伝統的なスロバキアのクリスマスを堪能することができました。
公共交通機関
路面電車やバス、地下鉄などがとても充実しています。また、東京とかと比べて比較的分かりやすいと思います。乗り換えも簡単ですし、ホームもそこまで混雑していないので非常に使い勝手がいいです。また、学生向けの定期券などはとっても安く、ブダペスト内乗り放題のセメスターのチケットはだいたい日本円で6000円くらいでした!最近、価格改定があってさらに安くなったそうです!
治安
基本的に治安は良好です。今までで犯罪に巻き込まれたことはありません。ただ、ホームレスの人にお金を懇願されたり、ドラッグの売人に話しかけられたことは何回かあります。無視すれば問題ないと思います。ただ、ブダペストの道路は日本と比べちゃうとかなり汚いので最初は戸惑いました。
人
ブダペストにはたくさんの人種の人がいます。もちろん、ハンガリー人が多いのですが、思った以上に留学生や移民もたくさんいます。なので街中を歩いていると、中国語やフランス語など色んな言葉喋っている人を見かけることができます。また、ブダペストの来て一番驚いたことなのですが日本人留学生が多いです。ブダペストだけでも100名以上はいるかと思います。僕の周りには音大生や医学部生、コンピューターサイエンスを学んでいる学生など様々な日本人学生がいます。そういった人達とは大使館パーティーや日本人コンサートなどで知り合いになるケースが多いです。何かと助けあえるのでとても貴重な存在だと思います。
生活費
生活費は日本(東京除く)とそれなりに変わらないと思いますが、フランスやドイツなどのヨーロッパに比べると断然安いと思います。ただ、もちろん外食をすると高くつきますし、自炊するとコストを抑えることができます。ただハンガリーの消費税は高いので雑貨や衣服は日本よりか高いと思います。また、現在、住んでいるアパートはルームシェアで六万円くらいです。インフレによる家賃高騰に円安が重なり、日本人にとって負担になっているのは間違いないと思います。私の場合は生活費の半分はハンガリー政府賞学金とアルバイト代で補っていて、残りは親の仕送りで払っています。
Meroさんの1ヶ月の生活費
- 家賃 60000円
- 光熱費 10000円
- 食費 30000円
- 雑費 15000円
- 合計 115000円
ハンガリーの苦手なところ
基本的にハンガリーはとても住みやすくいいところです。しかし、実際に住んでみて感じたハンガリーの苦手な点を3つを挙げてみます。
天気
冬のヨーロッパの天気は最悪です(私が沖縄出身というのもあるのですが)。曇りが多く、日照時間がとても短いです。16時にはだいぶ暗くなってしまいます。私の場合、日にあたる時間が減って、その影響で気分が落ち込むということが多くありました。もともとヨーロッパの冬の厳しさはわかっていたのですが、想像以上でした。
英語
私が思っていたより英語を使う機会が少ないです。例えば学校内の張り紙が基本的にハンガリー語であったり、学校から届くメールがハンガリー語のみで届くなど頻繁にあります。日常生活では問題ないっちゃないのですが、正直ストレスになることがあります。ただ、この点はどうしようもないかなーとも思います。
留学生
ハンガリーにはたくさんの留学生がいます。また、私が通っているBudapest Business University はたくさんの国籍で構成されています。もちろんその恩恵を受けることはあるのですが、ネガティブなこともあります。
その中の一つが同じ国同士で固まってしまうという所です。例えば中国語を母国語とする人達、ロシア語を母国語とする人達、それぞれのコミュニティーをつくると行った具合です。そうなってくると少数派の日本人にとって友達づくりは難しくなってしまいます。私も最初のセメスターでとても苦労しました。
これからのキャリアについて
今の所、学校が提供するキャリア支援が手厚いと印象は受けていません。しかし、定期的にジョブフェアやメンタープログラムなどが開催されています。
キャリアについては深く考えれていないのが現状です。ただ、アカウンティングに興味があるので、USCPA(米国公認会計士)の資格を取ろうかと考えています。現在、海外進学という目標を達成させ、生活にも慣れてきました。そこでバーンアウトを避けるためにも新たなゴールが必要だと思い、この資格を卒業までに取ることを決意しました。自分自身一度大学を卒業しているので海外大学の4年間で何かしらの学んだ証を履歴書で示す必要があると考えました。そこで会計やビジネスの知識を体系的に学べ、世界で認知のあるUSCPAはとても自分に合っていると思いました。
最後に、、、
2つの記事で、Budapest Business Universityやブダペストのこと、ハンガリーでの生活の実態をご紹介しました!
今でも生活する中で不安や葛藤はありますが、私の経験や感じたことが皆さんにとって役に立てば嬉しいです。
ハンガリーは本当に素晴らしい国なので、旅行などでも訪れてみてください!
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