【海外大学合格体験記事】イタリアの大学Ca’ Foscari University of Veniceに合格されたSeidaiさん

高校生の時は海外大学に進学するなんて考えていなかったから、
他の学生と比べて準備ができていない、、、
日本の大学じゃなくて、どうしても海外大学へ進学したい!

このような悩みの解決になる経験をされ、無事イタリアのヴェネツィア大学に合格した、LOOPAL生のSeidaiさんにインタビューを行いました!

Seidaiさんが日本ではなく海外大学に進学する理由や奨学金に対する考え、円安の中での進学についてなど様々な内容を伺ったので、これから海外大学進学を考えている方や英語力で不安に思っている人は、ぜひ参考にしてください!

プロフィール

【名前】Seidai Iida

【出身高校】名古屋の私立高校

【進学大学】Ca’ Foscari University of Venice

【専攻】Economics and Business – Economics, Markets and Finance Curriculum

学習コース出願サポートコース(マイカレ)

ーーなぜ海外大学を受験しようと思いましたか?きっかけは?

少し皆さんとは違うかと思いますが、僕は一度浪人して大学に入りました。しかし、自分が考えていたより周りが大学生活は単なる大卒というステータスを得るためだけに大学に来ている気がしました。そこに疑問を持った僕はちゃんと周りも勉強している中で学位を取りたいと思うようになりました。(決して日本と海外に優劣をつけている訳ではないです。単に自分の周りがそういう人が多くて合わなくてこの考えに至っただけです。)そこで色々調べてたどり着いた結果が海外大学への進学でした。

ーー「ちゃんと周りも勉強している中で学位を取りたい」とおしゃっていましたが、何かそう思わせるきっかけやエピソードがありましたか?

積極的に楽単ばかり取っている人が多かったり、自分が大学受験のために勉強してきた事より低いレベルのことをわざわざ授業でやったりしたことです。これは僕の周りの友達も言っていたし、自分がやったことの努力量が見合わない気がしたからです。

ーー海外大受験をすると決める上で、迷いはありましたか?

もちろん迷いはありましたが、僕が思い切って大学を辞めた時の年齢が20歳、今から人と違いを産むことができるかつ現実的な路線って海外大学を受験するっていうことしかなかったことに気づいてからは迷いはなくなりました。

ーー海外大学を目指すにあたってのハードルはありましたか?そしてどのように乗り越えたのでしょうか。

1番しんどかったのは、お金の面です。円安の影響もあり自分の家族と話して決めた予算に合うところかつ自分が興味を持った大学を探すのにとても苦労しました。奨学金を出している所に応募するのはいいと思いましたが、自分は高校の成績がすごく良いわけではないので、やはり優良大学に合格した生徒への奨学金が多いとなると受かる確率が低い上に奨学金のための準備もする、もし大学にも落ちたら奨学金のための頑張りも無駄になると考えるとあまり奨学金に頼りすぎない方がいい感じがしたので自身の予算の範囲で探しました。もちろん、高校の時から海外大を意識している方なら奨学金を申請することは絶対に考えておいた方がいいと思います。

ーー高校1、2年生の間、どう過ごしましたか?(もし課外活動などされていればそれも含めて教えてください)

高校生の時はまさか自分が海外を目指すなんて考えてもなかったため部活ばかりしていました。しかし部活でヨーロッパに行ったり慈善活動を行ったり、イベントを開催することがあったのでたまたまエッセイでかけました。

ーー部活でヨーロッパに行ったり、慈善活動などをすることは課外活動としては素晴らしいです。その際にどのような学びがあったのか教えてください。

ヨーロッパで学んだことはサッカーの市場の中だけの話になってはしまうのですが、日本とは根本的に違う構造をしていて、それが今のヨーロッパサッカーの成長につながっていることが分かったところです。

課外活動に関しては僕自身どこまでが課外活動とかはっきり分かってはいなくて、それが課外活動だと思って活動したことはないので皆さんとは少し違うかと思います。実際僕が行ったのは、これもサッカーに関係はしてしまうのですが、とにかくスポーツには色々な形があることを知ってもらいたくて、イベントを開催しました。かなり多くの人が参加してくださったし、その時にリーダーシップを培い、人材の配置について多くのことを学びました。

ーー高校3年生の間は、どのようにして過ごしましたか?

日本の大学に向けてずっと勉強してました。今思うと、僕が受かった大学は英語と数学の試験があるのですが数3まで範囲だったためとても役に立ちました。経済系や金融系に行く人は入試で数3が出る可能性があります。高校で文系だった人は前々から準備が必要です。

ーー大学はどんな軸で、どれくらい出願しましたか?

費用面のことを一番考えて大学選びをしました。また、大学自体のランキングはあまり意識しなかったですが、科目ごとのランキングには気を使いました。大学によってやはり得意不得意な分野というものがあると思います。そこはしっかり探るべきだと思うし、全体のランキングで見て行ってみたら自分の学部が思っていたのと違うっていうのは避けたかったからです。

ーー大学調べに使ったサイトなどはありましたか?

study portalを1番使いました。そこから大学の公式ホームページに飛んでカリキュラムみたり費用を見たりしました。

ーーどのように英語の勉強をしましたか?苦労した点、うまくいった点を教えてください。

オンラインと普通の対面の両方でIELTSの対策をしましたが、絶対に対面の方をお勧めします。オンラインだと費用が安かったりしますが、対面の方が成長します。払う価値があると思いました。

ーー中高に戻るとしたら、どんな英語学習をしますか?

積極的に喋る練習をしたほうがいいと思っています!!!これは強く思っていて今現在僕が1番後悔していることだからです。正直、読んだり書いたりなんか後々頑張れば全然身につけます。でも喋りだけはなかなか口が思うように動かないです。聴くに関しては中高で英検準1くらいあれば最低限何とかなりますし、喋ってたら自然と身に付くと思います。

ーーエッセーライティングで工夫したことはなんですか?

どれだけ周りと違うことをしてるか大袈裟にならない程度に書くことです。僕の場合ドイツに行ってサッカーの施設や環境の差について学んだこと、その後のそれを生かしたイベントについて書きました。

ーーその他海外大受験で工夫したことはありますか?

興味を持った大学のadmission officeに片っ端からメールで質問しまくりました。これ結構大事だと思います。読んでも分からなかったら聞いてみてください。くわしい説明付きで返ってきたりします。

ーー可能な範囲で構いませんので、どういうメールを書いて、どういう反応があったか、それがどう受験に活きたかを教えてください!

もちろん大学のサイトをある程度見るのは当たり前ですが、僕はサイトに全部ちゃんと説明されていないことが何回かあり、その時は要点まとめて全部一気に聞きました。真摯に対応してくれる所は自分が入学した後のサポートも手厚いかなって思ったりもしました。ベルギー、イタリア、ポーランドとメールしましたが、イタリアは特にどの大学も返信遅くて大変でした(国柄なのかは分かりませんが)。ベルギー、ポーランドは良くてその日中、悪くて2.3日ですが、イタリアは1週間待つことをよくありました。1番長くて2週間です。不安かもしれないですが、こういう事もあるんだって思って欲しいです!

ーー最後に、海外大学を目指す人にメッセージをください!

最初は分からないことだらけだと思いますが、僕がなんとかなったんだから高校生のみんなは絶対にいい方向に向かうと思います!僕なんて最初、田原さんとカウンセリングした時曖昧なことだらけでしたが手順を追って丁寧に説明を貰いました。皆さんが成功することを願ってます!

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