【AI×コーチ 英語リーディング学習プログラム、始めます】

米国大学院で教育改革を学び、どうやったら日本の学校教育を変えられるかを考えてきました。
その柱の一つが、非英語圏の大学への進学支援でした。
「留学と言えばアメリカやイギリス」を変えないと、国際的に通用する人は増えない。
しかし、とてもとても厳しい現実にぶち当たりました。
英語です。

いまは、コミュニケーションを重視した授業がトレンドです。
私は、それではダメだと思っています。
以下の三つが必要です。
①単語や文法といった基礎を「全員が」「それぞれのペースで」マスターすること
②基礎学習にかかる時間を「劇的に圧縮する」こと
③身につけた基礎を使う機会をこれでもかと用意すること

①②から目を背け、耳障りのいい「授業はすべて英語」「ネイティブ講師による授業」「留学に行ける」などと言っても、英語を使って海外に行こうという若者は増えません。
英語を使える自信がないからです。

生徒は「英検のための英語」「中学・高校・大学受験のための英語」を別々に勉強し、結構なお金と時間をさき、気づけば、使えない英語が身についてしまう。
それぞれを別に勉強するのではなく、英検、大学受験、TOEFL、IELTSに共通する本質的な英語力を身につけられたら、どんなにいいだろう。

①②を実現すべく、TOEFL、IELTS、英検を徹底的に分析しました。
必要な語彙、文法をデータベース化し、生徒が自習で進められるよう教材化しました。
AIを使った英語リーディング学習システムを作りました。

生徒は、
・自分専用のカリキュラムのもと無駄のない学習
・データで学習進捗の確認
・コーチに365日伴走してもらうことでモチベーション維持
ができます。

「一部の帰国子女や天才だけが、TOEFLやIELTSをとれる」ではなく、「頑張らなくても、普通に英語を勉強して、気づけばIELTSやTOEFLの点取れた」とするためです。

一般的に、英語の基礎力は、授業で伸びると思われています。
私の意見は違います。
自学自習でなければ、全員の基礎力を上げることは不可能です。
単語と文法という基礎学習が、個別最適になっていないから、生徒の伸びを止めています。
これを変え、世界に出て活躍する日本人を増やしたい。

ある先生からは、「うちの生徒は自習では無理」とフィードバックをもらいました。
声を大にして言いたいのですが、自習できない(自分で学べない)生徒なんていません。
もっと生徒を信じてほしいです。

別の学校の先生からは、「基礎を身につけるのは先生の仕事」とフィードバックをもらいました。
逆に問いたいのです。
現状の英語力も目指すべき英語力も異なる30人の生徒に対して、いつまで同じ単語帳を使いますか?
リーディング教材は、30人の生徒それぞれに合っていますか?
単語や文法テストをやったあとに、個別に指導できますか?
先生たちの仕事は、機械的に小テストを作ることではありません。
ディスカッションやプロジェクト学習を通した、対面で集まっているからこそ生まれる偶発的な学びを、クリエイティブにデザインすることです。

先行的に、生徒さんの英語学習の支援を始めました。
英検3級レベルでスタートした方が、3カ月でIELTSリーディング7.0の力を身につけ、今は洋書を一人で読んでいます。
授業ゼロ、自習のみですが、圧倒的な学習の効率化ができました。

弊社がサポートする学生さんは、通信制高校の方も多いのですが、こういう学びに非常に柔軟に対応しています。
一方、全日制高校の先生の腰は重いです。
全日制高校で基礎学習が効率化できれば、どんなにダイナミックな学びができるかワクワクします。
中高一貫のグローバルコースのお手伝いの仕事もしています。
今後、国際科・グローバルコースでは、IELTSやTOEFLの点がとれるのは当たり前の時代となるでしょう。

「生徒には、使える英語を身につけてもらい、世界で活躍してほしい」
「この生徒は海外進学できそうだけど、英語をもう少し伸ばしてほしい」
「一斉に行う授業、単語テスト、文法テストで本当に英語力がついているのか疑問」

という思いのある教育関係者の皆さま、ご連絡お待ちしております。学校にたった一人いる、英語を本気で伸ばそうと思い、悩んでいる生徒さんをサポートさせてください。

私は、日本の教育をもっともっとよくしていきたいと思い、学校を創る準備をしています。
根本的な学びの転換が必要なタイミングがきています。
生徒は「学校でしか学べない」「授業で教わったこと=学んだこと」だと思ってしまっています。
そうではなく、自分に合った学びを、自分で主体的に選び、自分で学んでいく自習のスタイルこそが、今後必要な学びの一つです。
AI×コーチの力により圧倒的な学習時間の圧縮をし、社会の中での自由な学びをする余白を生み出すことができます。

将来、どんな学習が必要かを考えながら、英語学習プログラムをつくりました。
今後は、リーディングのみなず、ほかの英語技能や教科に展開していきます。
関心のある教育関係者、保護者、学習者の皆さま、ディスカッションできると嬉しいです。