大学受験に有利な英語資格の実例と中学生からの英語学習の重要性〜英語資格が大学受験で果たす役割とそのメリット〜

日本の大学受験では近年、英語資格(英検・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語外部検定試験)が出願要件や合否判定に活用されるケースが増えています。これは従来の筆記試験だけでなく、読む・聞く・話す・書くといった英語4技能を評価する動きの一環です。

中学生の皆さんにとっても、早い段階で英語資格に挑戦しておくことは大学受験で有利になるポイントです。本記事では、主要大学で英語資格がどのように利用されているか具体的に紹介します。2025年8月現在の各大学の公式情報に基づいてまとめていますので、保護者の方もぜひ参考にしてください。(最新情報は適宜大学のウェブサイトをご確認ください)

早稲田大学では学部ごとに英語資格の活用方法が異なりますが、一般選抜でも英語4技能試験のスコアを活用できる方式がありますwaseda.jp(早稲田大学 入学センター公式サイト: 一般選抜概要)。例えば文化構想学部・文学部では、出願時に一定の英語資格スコアを提出すると、当日の英語試験を課さず国語と社会の2科目のみの得点で合否判定を行いますwaseda.jp(※英検やTOEFL iBT、IELTSなど所定の基準スコアが必要)。この「一般選抜(英語4技能テスト利用方式)」では、英語試験が免除される代わりに、提出した資格のスコアが英語得点に換算されますwaseda.jp

一方、総合型選抜や学校推薦型選抜でも英語資格が重要です。早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入試では2024年度より出願資格として英語外部検定試験のスコア提出が必須となりましたwaseda.jp(早稲田大学 社会科学部 公式サイト: 全国自己推薦入試要項)。具体的には「英検CSEスコア1950以上」「TOEFL iBT 42以上」「IELTS 4.0以上」などのいずれかを満たすスコアを持っていることが条件ですwaseda.jp

このように早稲田では、英語資格を持っている受験生は英語試験免除出願チャンス拡大といったメリットを得られます(公式情報URL:早稲田大学 入学センター – 一般選抜概要ページ、社会科学部全国自己推薦入試ページ)。

應義塾大学でも英語資格の活用が進んでいます。一般選抜では文学部が2025年度入試から「英語(外部試験利用)」方式を導入しましたkeio.ac.jp(慶應義塾大学 入学案内FAQページより)。英検CSEスコア2500以上を取得している受験生は、出願時にその証明を提出することで当日の英語筆記試験を免除し、外部試験のスコアを英語の得点に換算してもらえますkeio.ac.jp。たとえば英検で所定のスコアを満たせば、英語試験なしで他の科目のみで合否判定が行われます(※換算方法の詳細は非公表)。また、試験当日は英語を受験しないため第2時限以降の受験となる旨も案内されていますkeio.ac.jp

一方、慶應の総合型選抜(AO入試)でも英語資格は評価材料です。特に法学部のFIT入試では、出願資格の一つとして「語学検定などで成果を証明できる者」が挙げられておりkeio.ac.jpkeio.ac.jp、実際に英検1級やTOEFL高得点を持つ受験生が有利になるケースがあります。慶應AOでは活動実績とともに英語力も重要視され、英語資格の提出が強く推奨されています(公式情報URL:慶應義塾大学 学部入学案内FAQページ、法学部FIT入試募集要項)。

上智大学は英語資格の活用に非常に積極的な大学です。一般選抜では全学統一日程入試に「TEAPスコア利用方式」があり、本学独自の英語試験を課さずに事前提出したTEAPもしくはTEAP CBTのスコアを英語得点として利用できますadm.sophia.ac.jp(上智大学公式入試情報ページ: TEAPスコア利用方式)。これは上智大学と英検協会が共同開発した試験であるTEAPならではの制度で、4技能のスコア提出が条件です。

さらに、学部学科試験+共通テスト併用方式でも、任意提出の英語資格スコアが評価に組み込まれます。具体的には、CEFRでA2以上に相当する英語資格のスコアを提出すると、その成果が共通テスト英語の得点に加点されますadm.sophia.ac.jp。また、共通テスト利用入試(3教科型・4教科型)では、CEFR B2以上の資格スコアを持つ場合に共通テスト英語が満点扱いになる優遇措置もありますadm.sophia.ac.jp

このような制度のおかげで、英検・IELTS・TOEFL・TEAPなどで高スコアを取得していれば上智大受験で有利に働きます。なお、公募推薦入試においても各学科で「指定の英語資格の合格証やスコア提出」が出願要件となっておりadm.sophia.ac.jp、例えば英検〇級合格や○○点以上などの条件が課されています。上智大学では英語資格次第で筆記試験免除、得点換算による加点、出願資格クリアと、多方面で資格が武器になります(公式情報URL:上智大学 入試情報サイト一般選抜ページ〔TEAP利用方式等〕)。

東京大学の一般入試では共通テストと二次試験が重視され、外部英語検定は直接利用されていません。

しかし、学校推薦型選抜(推薦入試)では英語資格の提出が事実上必須に近い重要事項となっています。東大の推薦入試要項には「英語に関する語学力の証明書(TOEFL、英検、IELTSなど)があれば添付してください」と明記されておりu-tokyo.ac.jp、志願者にはTOEFL iBTや実用英検などのスコア提出が強く推奨されています。これは各学部が求める学生像の中で英語運用能力を重視しているためで、提出できる資格はTOEFL・IELTS・英検以外でも構いません(TOEICやその他検定でも客観的に能力を証明できれば可)u-tokyo.ac.jp。実際の選考において、こうした英語資格のスコアや合格級は書類評価の重要な材料となり、例えば「TOEFL iBT○点以上取得」「英検〇級合格」などの実績があると高く評価されますu-tokyo.ac.jp

東大推薦では海外コンテスト入賞や研究活動など様々な実績が求められますが、英語資格はそれら実績の一つとして国際的なコミュニケーション力を示す客観的証拠となります。中学生のうちからTOEFLや英検に挑戦し高スコアを持っておけば、将来東大推薦にチャレンジする際の大きなアドバンテージになるでしょう(公式情報URL:東京大学 入学案内サイト「学校推薦型選抜Q&A」ページ)

京都大学では一般入試では英語資格を直接利用しませんが、総合型選抜・学校推薦型選抜にあたる「特色入試」で英語資格を活用しています。多くの学部で特色入試の出願条件に英語外部試験の受験が必須となっており、一定のスコア以上が求められます。たとえば経済学部・医学部医学科・薬学部・農学部などでは「TOEFL iBTを受験し公式スコア提出ができること」が条件に含まれkyoto-u.ac.jp、さらに医学科等では**「TOEFL iBT 80点以上」など高い基準を満たすことが望ましいとされていますkyoto-u.ac.jp

実際、京都大学医学部(医学科)の学校推薦型選抜ではTOEFL iBT 80点以上または英検準1級以上といった目安スコアが提示されており、これらをクリアしていないと出願しても合格は難しい状況ですkyoto-u.ac.jp。他の学部でも、例えば工学部や理学部の特色入試で「英検2級以上」「TOEFL iBT 61点以上」などを出願要件とするケースがありますkyoto-u.ac.jpkyoto-u.ac.jp

このように京大では特色入試を通じて英語4技能を備えた学生**を積極的に選抜しており、英語資格で高スコアを持つ受験生は有利になります(公式情報URL:京都大学 入試情報サイト「特色入試」ページ)。

大阪大学は、国立大学の中でも英語資格活用に意欲的です。総合型選抜・学校推薦型選抜では、多くの学部で英語資格のスコア提出が出願時に必須となっていますnyusi.icho.osaka-u.ac.jp。大阪大学の学生募集要項によると、TOEFL iBT・IELTS・英検・GTEC・TEAP・ケンブリッジ英検などのいずれかの成績証明書のコピーを高校の証明付きで提出する必要がありますnyusi.icho.osaka-u.ac.jp。例えば人間科学部の総合型選抜では**「英検準2級以上」「TOEFL iBT 42点以上」など、学部ごとに基準は異なりますがCEFRでA2~B1程度以上の英語力を証明する資格を持っていることが条件となっています(※新型コロナで試験中止の場合は高校からの証明書提出で代替可nyusi.icho.osaka-u.ac.jp)。

大阪大学はかつて一般入試への英語民間試験導入も検討し、「出願資格としてCEFR A2レベル以上必須」**という方針を打ち出しましたkoukouseishinbun.jpkoukouseishinbun.jp。最終的に共通テストへの導入延期に伴い実施は見送られましたが、今後も一般入試での活用が議論されています。いずれにせよ、大阪大学を目指すなら高校在学中に英語資格で一定スコアを取得しておくことが求められます(公式情報URL:大阪大学 入試情報サイト – 総合型・推薦学生募集要項PDF)。

名古屋大学では、学校推薦型選抜において英語資格が重視されています。各学部の推薦入試要項には出願書類として**「英語検定試験の成績証明書」の提出が明記されており、TOEFLやIELTS、TOEIC、GTEC、英検など公認の英語資格のスコア証明を1つ提出しなければ出願できませんnagoya-u.ac.jp。具体的な基準は学部によって異なりますが、例えば同大学の国際プログラム入試(英語で学位取得可能な課程)ではIELTS 6.0以上(概ね英検準1級相当)**の英語力が出願要件となっていますadmissions.g30.nagoya-u.ac.jp

一部の推薦入試では大学入学共通テストの英語の代替として英語資格スコアを利用できるケースもあります。名古屋大学のこうした方針は「真に使える英語力」を持つ学生を評価する狙いであり、英語資格を取得しておくことで推薦入試の門戸が開かれると言えます。中学生のうちから英検やIELTSに挑戦し、合格級を上げておけば、将来的に名大推薦出願資格を満たしやすくなるでしょうadmissions.g30.nagoya-u.ac.jp。(公式情報URL:名古屋大学 受験生応援サイト「学校推薦型選抜学生募集要項」PDF)

東北大学ではAO入試(総合型選抜)で英語資格が重要視されており、ほぼ全ての学部でAO入試を実施しています。多くの募集要項で**「大学指定の英語資格を有していること」が出願要件とされ、例えば実用英語技能検定(英検)やTOEFL iBT、TOEIC、GTECなどのいずれかのスコア提出が求められていますkyushu-u.ac.jp。具体的には「英検2級以上」「TOEFL iBT 42点以上」「TOEIC(L&R) 550点以上」等、一定以上の英語力を証明する資格を一つ満たせば出願可能という形式です(各学部の要項に明記)kyushu-u.ac.jp

実際、医学部や経済学部など一部のAO入試ではTOEFL iBTでおおむね79点以上IELTS 6.0程度**のスコアがあることが望ましいとも言われており、合格者の多くがそれ相応の英語資格スコアを持っています。東北大学は今後、学部一般選抜の在り方を見直す改革構想を打ち出しており、「一般入試廃止と新たな選抜への移行」の中で英語4技能評価の活用にも言及されています(将来的にはAOや推薦のみならず、一般選抜でも英語資格を評価対象とする可能性があるということです)。

したがって東北大志望者は、早めに英検やTOEFLで高スコアを目指し、高度な英語運用能力をアピールできるよう準備しておくと有利でしょう。(公式情報URL:東北大学入試センター公表「AO入試学生募集要項」および関連資料)

九州大学では総合型選抜・学校推薦型選抜において英語能力試験の成績提出が全志願者に必須となっています。多くの学部で出願時にTOEFL iBTやIELTS、英検などのスコア証明書の提出が求められ、例えば共創学部(総合型選抜Ⅰ)では志願者全員に英語資格スコアの提出義務がありますkyushu-u.ac.jp。同学部では**「入学後のプログラム履修に必要な英語力の目安」としてTOEFL iBT約61点**が示されていますが、特定のスコアを出願資格として課すわけではなく「提出は必須だが基準スコアは設けない」という建前ですkyushu-u.ac.jp。とはいえ実質的にはこの水準以上の英語力があることが望ましいと言えます。

九州大学各学部の募集要項を見ても、「〇級・〇点以上必須」と明記しているケースは少ないものの(医学部など一部除く)、全志願者が何らかの英語資格を提出するルールになっていますkyushu-u.ac.jp。例えば経済学部や工学部の総合型選抜IIでは大学入学共通テスト英語を課す一方で、追加提出書類として英語資格のスコア提出も評価に組み込まれています。「英語資格提出は必須だが基準スコア無し」という形式は一見ハードルが低いように感じられますが、実際には合格者の多くが一定以上(目安として英検準1級やTOEFL iBT 80点相当)のスコアを有しており、英語力の高い学生を積極的に選抜していることがうかがえます。

九州大学を志望する場合、このように英語資格が応募の前提となるため、中学・高校時代から継続して資格取得に取り組み、できるだけ高い級・スコアを取得しておくことが大切です(公式情報URL:九州大学 入試情報サイト「学生募集要項」(総合型・学校推薦型選抜))。

北海道大学では総合型選抜(自己推薦入試「フロンティア入試」)において、英語資格の取得が明確な出願条件とされています。たとえば全学統一の自己推薦型入試では「大学指定の英語資格(英検を含む)を有していること」という条件が掲げられており、具体的には英検2級以上・TOEIC(L&R) 550~600点以上・TOEFL iBT 42点以上など、いずれかを満たすことが求められますonline-mega.com

実際、北海道大学の学生募集要項にも同様の記載があり、河合塾Kei-Netなどの入試情報サイトにも同条件が明示されています。英検2級は高校卒業程度の英語力(CEFRではB1レベル)に相当し、北大ではまずこのレベルの英語資格を持っていることが出願のスタートラインとなります。それ以上のスコア、例えば英検準1級やTOEFL iBT 80点程度(CEFR B2相当)を持つ受験生は、面接・小論文など二次選考でも有利になる傾向があります。また、帰国生徒対象の特別入試ではTOEFL PBT 500点以上(iBT換算で61点以上)やTOEIC 550点以上を要件とするケースもあります。

このように北海道大学では英語資格が受験資格そのものになる場面があり、今後も英語4技能重視の流れが続くでしょう。早期に英検やTOEFLに合格し級・スコアを向上させておくことで、北大受験のチャンスを広げ、有利に戦えるようになります(公式情報URL:北海道大学 入試情報サイト「総合型選抜(フロンティア入試)募集要項」ページより抜粋)。

以上のように、早稲田・慶應・上智といった私立大学から、東京大学をはじめとする国公立大学まで、英語資格を入試制度に組み込む動きが広がっていることが分かります。英語資格を持っていることで、受験生は以下のようなメリットを享受できます。

  • 出願機会の拡大:英語資格が出願要件となっている入試方式に挑戦できる(例:早稲田社学の自己推薦、北大の自己推薦など)。
  • 試験科目の免除・得点換算:所定のスコアを満たせば大学独自の英語試験が免除され、他教科のみで合否判定してもらえる(例:早稲田文化構想の英語4技能利用方式、慶應文学部の外部試験利用型などwaseda.jpkeio.ac.jp)。また資格スコアが英語満点扱いや加点として換算されるケースもある(例:上智の共通テスト併用方式adm.sophia.ac.jp)。
  • 総合評価での優遇:明確な配点がなくても、書類審査や面接で英語運用能力の高さをアピールできる。高い英語力はグローバル人材を求める大学側に強い印象を与え、合格可能性を高める。

*最新情報は各大学のウェブサイトをご確認いただければ幸いです。

英語資格取得は一朝一夕には成し得ません。中学生のうちからコツコツと単語力・文法力を養い、基礎的な英語力を身に着け、英語が得意になることが重要です。その上で、英検など身近な資格に挑戦しておくことが高校進学後の大きなアドバンテージになります。高校在学中にはTOEFLやIELTSといった国際的な試験にもぜひ挑戦してみましょう。これらの積み重ねが、大学受験の際に「英語力」という武器になってくれるはずです。

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【参考文献・公式情報リンク】

早稲田大学 入学センター「一般選抜概要」ページwaseda.jpwaseda.jp、早稲田大学社会科学部「全国自己推薦入試 要項」waseda.jp、慶應義塾大学 学部入学案内FAQkeio.ac.jp、上智大学 入試情報サイトadm.sophia.ac.jpadm.sophia.ac.jp、東京大学 学部入学案内「推薦入試Q&A」u-tokyo.ac.jp、京都大学 入試情報サイト「特色入試」kyoto-u.ac.jp、大阪大学 入試要項(総合型・推薦)nyusi.icho.osaka-u.ac.jp、名古屋大学 学生募集要項(推薦)nagoya-u.ac.jp、東北大学 AO入試要項nichibeieigo.jp、九州大学 総合型選抜要項kblog.benesse.ne.jpkblog.benesse.ne.jp、北海道大学 入試情報(総合型選抜)manabi.benesse.ne.jp