【解説①】「なぜ今海外大学を目指すのか? 」

Edu.tor の保護者向けセミナーに登壇しました。レポートとして、以下にまとめていきます。


(1)受験のメリット

海外進学を目指すことで、「いい大学」に入りやすくなります。英語圏、非英語圏という世界中の大学を視野に入れることができるようになるからですね。

トップ500というと、日本で有名な大学がランクインしているのみで、私大だと早慶だけなんです。国公立大は、共通テストの結果に大きく左右されますし、二回しか受けられません。私大も含めて、総合選抜型入試などの形も増えています。しかしながら、どれだけ合格可能性があるか分かりづらいです。

ここに、世界の大学も選択肢に入れることで、国際的に評価を得ている大学に合格するチャンスが大きく広がります。

以下は、世界大学ランキング500にランクインしていて、かつ英語のプログラムを提供している大学の数を地域ごとにまとめた表です。

英語圏は優れた大学が多いです。非英語圏(ヨーロッパ、アジア)も、同じくらいの数、優れた大学があります。こうやって、世界中の大学に視野を広げて考えることで、合格可能性を高められるだけでなく、自分に合った大学、プログラムを見つけやすくなります。海外にはいろんな形のプログラムがありますから、さまざまな大学を見てみて、「学びたい!」と本心から思うプログラムを探すことができます。

「受かっても、授業料が高くて、進学できないのでは?」という方もいるかもしれません。たしかに、英語圏の大学の授業料は高く、奨学金の獲得が必要になります。ただ、非英語圏には、日本の私大と同じくらいの授業料の大学は多くあります。

世界中の大学を視野に入れることで、
・自分に合ったプログラムを探す
・いい大学に受かりやすい
・金銭的にも進学できる
など、受験のメリットが多くあります。

(2)学びのメリット

大学での学びについて見てみましょう。

非英語圏のオランダの大学と、日本の大学を比べてみましょう。マーストリヒト大学は、世界ランキングは278位で、明治大学の1200位。このランキングの違いは、留学生の割合や外国籍の教授の割合などに影響されています。

マーストリヒト大学では留学生の割合が半分で、外国人教授も半分くらいです。3年間ずっと英語で勉強することになります。一方、明治大学ではほぼすべてが日本人で、ずっと日本語で勉強します。同じ「経済学」「教育学」を専攻にするにしても、学ぶ環境や経験が全く異なるんですよね。

こういった経験を積むのであれば、国内大学に行って交換留学に半年行く、あるいは海外の大学院に進学すればいいのではと言われる方もいます。もちろんそういった選択肢も魅力的ではありますが、交換留学では短すぎます。大学院留学では遅すぎる。やはり、18歳、20歳の思考が柔軟なときに、3,4年間、異なる価値観を持つ人と一緒に学ぶことが大事だと考えます。こういったチャンスは、大学進学を逃すと、今後の人生ではなくなってしまいます。

(3)キャリアのメリット

仕事の選択肢についても大きなメリットがあります。例えば、日本の企業からのキャリアフェアがあるかというと、興味がある方はボストンキャリアフォーラムやロンドンキャリアフォーラムを検索してみてください。これらのイベントでは、国内企業が参加し、海外で学んでいる学生たちを採用しようとしています。当然、これらの選択肢に加えて、アメリカに行けばアメリカの企業で働くチャンスもあります。

時代や、本人のやりたいことの変化に応じて、「海外でも、国内でも働けるチャンスがある」というのは大きなメリットです。

よく質問されるのは、「海外大学に行く人はどんなキャリアが多いのか」という点です。これは、一概に答えることは難しいです。ただ、海外で学ぶ学生の傾向としては、Bachelor of Scienceで学ぶ方は、海外就職をする方が多いです。学士は、Bachelor of arts(日本で言う文系)、Bachelor of Science(理系)と二種類があります。日本の大学では、経済学部、教育学部、ビジネスなどは主に文系の分野に該当しますが、海外ではこれらの分野も理系のプログラムに分類されることがあります。

理系の分野を学ぶことのメリットは、データサイエンスやプログラミング、数学を使った分析など、スキルを身につけることができる点です。このようなスキルを身につけた学生は海外でのキャリアパスを選ぶことが多い傾向にあります。ただし、これは一般的な話であり、個々のや専門分野によって異なります。

★Edu.torのチューターとして、保護者の方向けの海外大に関する相談を承っています。ぜひご活用ください。

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